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古きを訪ね新しい価値を創造する

伝統を深く学ぶと、新しい可能性が見えてきます。
鉞、斧などを製造する私たちの「ものづくり」の指針もそこにあります。

保内三王古墳群から出土した四世紀頃の「鉄斧(てっぷ)」の復元を手掛けたのも、三条鍛冶の可能性の試みに他なりません。
古代の人々による「鉄斧」をつくるためには、「想像」を「創造」に替え、そして製造に高める必要があります。

古代保内の鉄器文化が連綿と続き、近世近代、そして、今日の三条鍛冶になるために、製造に関わる環境や技術の、いくつかのブレークスルーがあった筈です。

「温故知新」という言葉の通り、私たちは、古代鉄斧の復元を通して得られた様々な知見を精査し、その中に三条鍛冶の伝統から生まれた私たちの製品にフィードバックできるものはないか探っています。

水野のものづくりは、伝統に回帰しながら新しい価値を創造するというプロセスにその基本があり、これこそが製造の王道であると確信しています。

「水野」の特徴

技術

「伝統工芸士」に認定された職人を中心に、技術の継承を行い、進化を続けています。
三条鍛冶の伝統の工法を重視しながらも新しい技術を取り入れ、生産性の向上も図っています。
このため、一般用から本職用まで柔軟に対応できます。

品質

当社の鉞、斧の金属部分、木製の柄、革製の刃当に至るまですべて、自社や三条の職人の手作りによるものです。
また、木柄については国産の高級樫を使用し、頑丈です。

メンテナンス

水野で製造された鉞、斧は、水野でのメンテナンスが可能です。
切れ味が落ちたら刃を研ぎ、柄が折れたら交換します。

みづ乃[鉞・馬斧・木割・アックス・タガネ各種]

東京一光[板金用掴箸]

斧の溝について

伝統的な斧の刃には、左に3本、右に4本の筋が刻まれています。
これは、危険な山仕事の最中、事故に遭わないように八百万(やおよろず)の神々と共に在る、という信仰から刻まれたものです。

斧の溝の説明

A.伊弉諾尊(いざなきのみこと)
天神の命を受けて、伊弉冉尊(いざなみのみこと)と共に初めて我が国土を経営し、諸神を生んで山海、草木を分掌したという男神。
天照皇大神・素戔嗚尊(すさのおのみこと)の父神。
B.伊弉冉尊(いざなみのみこと)
伊弉諾尊(いざなきのみこと)の配偶女神。
C.天照皇大神(あまてらすおおのかみ)
伊弉諾尊(いざなきのみこと)の女、高天原の主神。
D.猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)
国の神の一つ、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)降臨の際、天のやちまたについてじ邪眼を似て神々を恐れさせたが、天鈿女命(あめのうずめのみこと)に制せられ、天孫の先頭に立ち、後伊勢国五十鈴川上に鎮座した。容貌魁偉で身長七尺余りと伝えられる。
E.豊受大神(とようけのおおかみ)
伊弉諾尊の孫。
和久産巣日神(わくむすびのかみ)の子。五穀をつかさどる神。
F.春日大神(かすがのおおかみ)
春日権現:春日神社の祭神。藤原氏の氏神。
興福寺の鎮守。
G.八幡大神(はちまんのおおかみ)
八幡神(はちまんじん)。八幡宮の祭神。
応神天皇を主座とし、弓矢の神。

伝統工芸士について

1974年(昭和49年)に誕生した制度で、その産地固有の伝統工芸の保存、技術、技法の県産に努力し、その技を後世に伝える責務を負う、伝統法の規定に基づく国家資格です。